
Weasel
京都・奈良のイタチ駆除について
イタチの特徴

イタチは細長い体と長めの尻尾が特徴の小型哺乳類です。
日本には在来種の「ニホンイタチ」と外来種の「シベリアイタチ(チョウセンイタチ)」が生息しています。ニホンイタチの方が小さく、主に山間部に生息しています。市街地で見られるのはほとんどがシベリアイタチです。
体長は約30~40cm前後で、尾を含めると50cm近くになる個体もいますが、非常にしなやかで、3cmほどの細い隙間にも簡単に入り込むことができます。
夜行性で、夜間に活発に動き回り、ネズミや鳥、昆虫などを捕食する肉食傾向の強い雑食性です。飼っているペットが襲われるケースもあります。
非常にすばしっこく、警戒心も強いため、発見や捕獲が難しい動物です。
繁殖期には一度に4~6匹の子どもを産むため、屋根裏などに巣をつくられるとすぐに数が増えてしまうおそれがあります。
イタチはそのかわいらしい見た目にそぐわず非常に狂暴で気性が荒いので、見つけても触ったりするのは避けてください。
イタチの及ぼす被害について
イタチが住宅に侵入することによる被害でまず深刻なのが「悪臭」と「騒音」です。
イタチの糞尿は他の害獣に比べても非常に強いにおいを放ちます。屋根裏や床下に蓄積すると建材に染みついて簡単には取れません。また、イタチは刺激を受けると威嚇や縄張りを示すために肛門の近くにある肛門腺(臭腺)から分泌液を噴射します。この分泌液は大変に臭いが強烈で服につくと数日間臭いがとれないほどです。
イタチは夜行性のため、屋根裏などを夜間に走り回ったり鳴き声をあげたりすると、騒音によって睡眠妨害になることもあります。さらに、イタチは鋭い歯で断熱材や電気配線をかじることがあり、これが火災や漏電の原因となるケースもあります。
糞尿によって発生するダニやノミ、カビなどの衛生被害にも注意が必要です。
住宅被害だけでなく、家畜やペットへの被害、畑や鶏小屋への侵入など、農業被害や小動物への攻撃も報告されています。被害が出る前に早期対応することが重要です

糞尿による被害
イタチの糞尿は非常に強いにおいを放ち、肛門腺から強烈なにおいを出します。糞尿によるシミなどの汚損や腐食なども発生します。
騒音被害
夜に屋根裏や床下を走り回るとなどの騒音被害があります。
衛生面
イタチに寄生するダミやノミが家にもちこまれたり、糞尿が溜まるとカビやダニなども発生しやすくなります。
家畜やペットへの被害
主に肉食であるため鶏などの家畜以外にウサギや小型の犬や猫も襲われることがあります。
こんな症状があったらイタチがいるサインです

イタチが家の中や周囲に潜んでいる場合、いくつかの共通したサインがあります。
まず、夜間に天井裏や壁の中から「カサカサ」「ドタドタ」といった物音が聞こえるようになります。イタチは特に深夜~明け方に活動が活発になるため、音で気づくことが多いです。
天井に尿によるしみができたり、強烈なアンモニア臭が漂ったりする場合は、糞尿が溜まっているサインです。
さらに、軒下や通気口、換気扇の周辺に毛が引っかかっていたり、爪痕のような傷がついていたりするのもイタチが侵入している痕跡として挙げられます。他にも生ゴミが荒らされていたり、小動物(鳥や鶏など)が襲われるような形跡がある場合も要注意です。
これらのサインに心当たりがあれば、専門業者に相談しましょう。

イタチがいるときの注意事項
イタチは見た目に反して気性が荒く、追い詰められると噛みついたり威嚇したりする危険があります。
また、狂犬病やエキノコックス、サルモネラ菌など、複数の感染症を媒介する可能性があるため、直接触れたり、自力で追い出そうとしたりするのは非常に危険です。
実は当社スタッフも、かつてイタチ駆除中に油断して手をしっかり洗わずに軽食をとってしまい、体調を崩した経験があります。イタチの糞尿にはサルモネラ菌などの病原菌が潜んでいる可能性があり、感染症のリスクもあるため、素人の方が無防備な状態で対処するのは大変危険です。
実際の駆除作業では、専門の防護具や感染症対策を徹底していますので、被害が疑われる場合は無理をせず、ぜひプロにご相談ください。
イタチは鳥獣保護管理法により、勝手に捕獲や殺処分を行うことが禁じられており、自治体への許可が必要です。無許可での駆除や捕獲は法律違反となるため、必ず専門業者に依頼するようにしましょう。
再侵入を防ぐためには、侵入経路の封鎖や清掃・消毒、断熱材や配線の修繕など、徹底した対策が必要です。イタチは小さな隙間からも侵入するため、再発を防ぐには「追い出し+再侵入防止」のセットが欠かせません。

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