
Masked Palm Civet
京都・奈良のハクビシン駆除について
ハクビシンの特徴

ハクビシンは、ジャコウネコ科ハクビシン属に属する哺乳類です。
ハクビシンは漢字では白鼻芯と表記されるように、顔の中央に白い線が通っているのが最大の特徴です。
体長はおよそ90〜110cmほどで、しっぽも長く、全体的にスリムな体型をしています。夜行性で、昼間は屋根裏や天井裏などの暗くて静かな場所に潜み、夜になると活動を開始します。
運動能力が高く、手先も器用で、木登りや電線を渡るのも得意なため、民家の屋根に簡単に侵入してしまいます。都市部でも適応力が高く、住宅街やビルの隙間などにも住み着くことがあります。
ハクビシンは雑食性で、リンゴやバナナ等の果物やトウモロコシやスイカ等の野菜、昆虫、小動物、家庭の生ゴミなどを食べます。
ハクビシンの及ぼす被害について
ハクビシンが建物に侵入すると、様々な被害をもたらします。
特に深刻なのが、天井裏や壁の中での排泄行為です。ハクビシンは果実や果物を好んで食べるため糞の臭いはさほど強くありませんが、尿が強いアンモニア臭を放ちます。一か所で糞尿を行う傾向があり、糞尿の蓄積によって悪臭や木材の腐食やシミ、天井材の劣化につながる恐れがあります。
また、夜間の活動による足音や物音で、住人の安眠を妨げることも多くあります。
さらに、寄生しているダニやノミが家の中に持ち込まれることもあり、アレルギーや皮膚トラブルを引き起こす原因にもなります。果実や野菜などの農作物を荒らされたり、生ごみが散乱するなどの生活被害も報告されています。繁殖力も強く、放置すると数が増え、被害も拡大してしまうため早期対応が重要です。

糞尿による被害
糞尿が溜まると悪臭やシミが発生します。またカビやダニなども発生しやすくなります。
騒音被害
他の害獣に比べて体が大きいので、夜に屋根裏を走ると大きな騒音が発生します。
農作物への食害
好物である果物の他に家庭菜園の野菜などへの被害も報告されています。
建物の破損
糞尿の蓄積で天井が腐食して、天井が抜けてしまうこともあります。
こんな症状があったらハクビシンがいるサインです

屋根裏や天井から夜間にゴトゴトという足音や物音が聞こえる場合は要注意です。
天井に不自然なシミや黒ずみがある場合、それは糞尿による被害かもしれません。また、果物や野菜のかじられた跡が庭や畑に残されていることもあります。ゴミ箱が荒らされていたり、
糞が軒下や屋根裏で見つかった場合も、ハクビシンが潜んでいる可能性が高いです。糞は5~15cm程度で細長く、丸みがあります。
これらの兆候が見られたら、被害が広がる前に専門業者への相談をおすすめします。

ハクビシンがいるときの注意事項
ハクビシンは見た目こそ愛らしい動物ですが、野生動物である以上、近づくことは非常に危険です。むやみに追い払おうとすると、噛まれたり引っかかれたりする恐れがあるほか、病原菌や寄生虫を媒介している可能性もあります。
また、追い出しても再び戻ってくることが多いため、侵入経路の封鎖や糞尿の清掃・消毒など、再発防止策まで一貫した対策が必要です。ハクビシンは10cm角の隙間があれば侵入してしまいます。
ハクビシンは鳥獣保護法によって保護されているので、個人で勝手に捕獲や駆除を行うことは鳥獣保護法により制限されています。そのため許可を得た専門業者に依頼することが重要です。
安心・安全な生活を守るためにも、自己判断での対処は避け、被害が拡大する前に速やかな専門対応をおすすめします。

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