奈良市にてリフォーム中に発覚したシロアリ被害〈穿孔処理+薬剤散布で徹底駆除〉
2025/11/07
お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
奈良市にある中古物件にて、工務店様がリノベーションを進めていたところ、「床をめくったらシロアリの食害が見つかった」とのことでお問い合わせをいただきました。
現場は、不動産管理会社が所有していた建物で、購入後に内装を解体・再構築している途中だったこともあり、発見のタイミングとしては非常に良い状態でした。被害は主に玄関の上がり框付近の木部に集中しており、見た目では気づかれにくい箇所にシロアリの侵食が進行していました。
今回は、木部に穴をあけて薬剤を注入する「穿孔処理」と、床下全体への「薬剤散布(タケロック使用)」を組み合わせることで、ピンポイントの駆除と広範囲への再発防止を両立させるご提案を行いました。
養生

床下に入る前に、地上にある家具や木材などをビニールで保護する、養生を行います。
養生を行わないと、床材が薬剤で濡れてたわみが発生して、床基礎に接着しずらくなったり、臭いが付着してしまったりします。
このような理由から、リフォーム中の物件は養生が大切です。
施工
穿孔処理

玄関から家に上がる部分に設置されていた、上がり框(かまち)の部分の食害が多かったです。
木材に小さな穴を開けて、薬剤を直接注入する穿孔処理を施しました。
1枚目の写真が穴を開けている様子で、2枚目の写真で薬剤を注入しています。
薬剤散布

床下へ全体的に薬剤を散布します。
薬剤にはタケロックというシロアリ駆除剤を使用しました。
担当者のコメント
この度は弊社にご依頼いただき、誠にありがとうございました。
シロアリは気づかないうちに家の構造部に深刻なダメージを与える害虫です。とくに今回のように、リノベーションの過程で床を開けて初めて被害が発覚するケースは少なくありません。
発見が早ければ早いほど、被害を最小限に食い止めることができ、結果として補修のコストや手間も抑えられます。今回は穿孔処理と床下の薬剤散布によって、局所と全体の両面からしっかりと対策を行わせていただきました。
シロアリ対策は一度行えば終わりではなく、薬剤の効果が切れる5年ごとの点検・再処理が非常に重要です。奈良市や京都エリアでの施工実績も多数ございますので、お住まいの状況に不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
▷参考サイト:シロアリ被害によるリフォームの場合補助金はもらえる?条件・種類・申請の流れを徹底解説
| 現場住所 | 奈良市 |
|---|---|
| 施工内容 | シロアリ駆除工事 |
| 施工期間 | 1日 |








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