ご依頼のきっかけ・ご提案内容
築40年のご住宅にて「床がキシキシする」「トイレの柱の下部分に穴があいてきている」とのことで、もしかしたらシロアリにやられているかもとご相談頂きました。
点検に伺ったところ実際にシロアリが発生しており、床下にゴミがあったため、それが引き寄せてしまった原因のひとつと考えられました。
シロアリ被害の予防としては、5年に1回の薬剤散布がベストです。
今回の施行では全体に養生を行い、被害箇所周辺全面、シロアリが棲みついているリスクのある箇所まで薬剤散布致しました。
施工前
先述の通り、床下に気づかれず放置されていたゴミがシロアリをおびき寄せてしまったことと考えられます。
床下から木材を伝ってトイレ付近の柱にまで到達していました。
施工中
養生
施工は完璧な養生から始めます。
周辺に万が一誤って薬剤が付着したり、ほこりやごみなどの付くことがないよう、スピーディに行います。
シロアリは住宅構造を食害しながら天井まで伝うこともあるため、脚立で天井の点検口から被害範囲の調査を行いました。
参考サイト▷屋根からの雨漏りを一時しのぎで済ませるとどうなる?シロアリとの関係性は?
床下薬剤散布
床下に入らせて頂き、床下のゴミ撤去と併せ、全面的に薬剤散布を行います。
食害が起こるのは木材ですが、コンクリート面、土壌面にもたっぷりの量で表面に浸み込ませ、隙を作りません。
弊社で使用している薬剤は「ステルスSC」といい、シロアリに勘づかれない性質のため、逃がさず取り込ませて殺虫することができます。
化学物質が揮発しないため、お住まいの方に健康被害も一切ありません。
公式サイト▷弊社で使用している薬剤について
細かい木材にもたっぷりと浸み込ませます。
こちらは穴の開いていたトイレ付近、薬剤を内部に注入できるノズルです。
表面だけの散布では、すでに木材内部にシロアリが棲みついている場合に駆除されないため、内部にまでしっかりと浸透させます。
無駄に大量の薬剤を使用しない様、経験から判断してリスクの高い箇所に効率的に注入しています。
完工
養生を撤去し、入らせて頂いた室内を元の状態に戻して終了です。
今回の施行期間は2日でした。
担当者のコメント
弊社で使用している薬剤の場合は、1度の散布につき効果の保証は5年間です。
その後放置してしまうと、再び床下の土壌などから出てきたシロアリに食害される恐れがございます。
定期メンテナンスで、大切なご住宅をご一緒にお守りしていければと思います。
新築のお家でのシロアリ予防工事なども承っております。
一度、お気軽にご相談ください。
公式サイト▷石原住設の施工メニュー
参考サイト▷雨漏りとシロアリの関係は?原因と予防方法を解説
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