ご依頼のきっかけ・ご提案内容
築40年のご住宅にて、シロアリの食害被害に遭い、床がへこむようになってきたことでご相談頂きました。
点検に入らせて頂いたところ、和室の床下の根太柱が主な食害箇所でした。
傷んでいる部分を掃除してから根太柱を取り付け、鋼製束で支える形で施工致しました。
施工前
床がへこむくらいには根太柱の食害が深刻化してしまっていて、交換が必要な状態でした。
施工中
養生
床に設置した点検口とその周辺を念入りに養生し、塵や汚れの付着が一切ないように防ぎます。
抜かりのない養生も、プロとして毎度心がけていることです。
養生が済みましたら、作業専用の服を着て床下に入らせて頂きます。
鋼製柱の取り付け
今回は鋼製の束(脚のような形で床板を支えている柱)を設置する工事です。
束は、こちらの写真にも写っている束石という土台の上に設置されます。
石には食害の恐れはありませんが、束を木材から鋼製にすることで、再度同じ箇所が被害を受けるのを防ぐことができます。
公式サイト▷石原住設の施工メニュー
補足として、大雨の際などは床下から雨水が浸食するケースもあり、水気で柔らかくなった木材はシロアリの格好の餌食となることも。
床下からの浸食がないかも、弊社の無料点検にてチェックすることが可能です。
参考サイト▷雨の日は床から侵入する雨水にもご用心!床下からの雨漏りは建物のSOSかも
こちらが束を取り付け、接着した状態です。
見た目は細いですが鋼のため強度は十分で、食害の恐れもなく、設置も容易ですので施工期間がとても短く済みます。
工事完了後は養生を取り外し、塵のないよう清掃させて頂き、完工となります。
完工
以上で完工です。
今回は施工時間は3時間でスピーディに完工致しました。
担当者のコメント
シロアリ被害の悪質な点として、今回のように床がきしんだりへこんだりが起こらない限り、被害に気づきにくい点です。
定期的な点検をした方がいいとはいえど、自覚症状がなければなかなか数年に一度行うのは億劫になりがちです。
ただ、深刻化してしまうと最悪床が抜けたり傾いたりと、大掛かりな工事が必要になる場合もございます。
「最近数年、床下をチェックしていないな」という方は、ぜひ一度無料の点検をご依頼くださいませ。
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